イラン ブシェール原発が初臨界達成

ロシアのアトムストロイエクスポルト(ASE)社は10日、イランで建設していたブシェール原子力発電所(ロシア型PWR、100万kW)が、8日に初臨界に達したと発表した。

同炉では微少な金属片による炉心冷却ポンプの損傷により、2月に一旦、燃料集合体を取り外し。炉内構造物および主冷却系の洗浄と目視検査を終え、4月8日に燃料の再装荷を開始していた。

現在、最小レベルの出力で各種の機能試験を実施中で、約2か月後の送電網接続を目指す。


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