新社長に西澤常務 清水社長、武藤副社長は顧問

東京電力は20日の取締役会で、清水正孝社長の退任、後任として西澤俊夫・常務取締役の社長就任などの役員人事を内定した。6月28日の株主総会などを経て正式決定となる予定。勝俣会長は留任する。

この他、副社長では、販売営業本部長の藤原万喜夫氏、原子力・立地本部長の武藤栄氏が退任し、替わって、相澤善吾常務取締役が副社長に就任、同氏は原子力・立地本部長も兼務する。これにより、副社長は現行6名から5名となる。

なお、退任する清水社長、武藤副社長は、同社顧問に就任する予定だ。

西澤俊夫氏(にしざわ・としお)1975年京都大学経済学部卒後、東京電力入社、94年企画部調査課長、97年企画部グループ・マネージャー(副部長)、2000年多摩支店調布支社長、01年電事連、05年企画部長、08年常務取締役。60歳。

相澤善吾氏(あいざわ・ぜんご)75年東京大学工学部卒後、東京電力入社、91年同社火力設計課課長、96年広野火力発電所発電部長、2000年品川火力建設所副所長、06年火力部長、08年常務取締役。59歳。


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