民主党 原子力4協定の国会取扱い議論

民主党は18日の外務部門会議で、現在国会に提出中の4か国との原子力協力協定の国会承認案について議論した。韓国およびベトナムとの原子力協定について慎重に検討する一方、ヨルダンおよびロシアとの原子力協定は今国会中に承認を目指す方針を固めた。

3月の福島第一原子力発電所の事故を受けて、4協定は国会承認が延期されていた。韓国およびベトナムとの協定については、事故の影響を考慮して今国会での承認は見送るべきという意見も出された。

22日東京で開かれた日韓外相会談では、金星煥(キム・ソンファン)韓国外交通商部長が日韓原子力協力協定の早期締結の重要性を指摘したのに対し、松本剛明外相は我が国の国会審議の状況について説明するにとどまった。


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