米規制委 AP1000審査で追加情報要求

米原子力規制委員会(NRC)のG.ヤツコ委員長は20日、設計改訂に伴う認証(DC)審査中のウェスチングハウス(WH)社製AP1000について、追加の技術情報を6月初旬までに提出するようWH社に求めた。

AP1000設計では遮へい建屋が鉄鋼とコンクリートの三層構造になっており、最も内側の格納容器を保護するとともに放射線を遮へいする機能がある。が、NRCはその建屋、および格納容器内の事故時のピーク圧力で技術的な問題が明らかになったとし、「WH社は設計の妥当性を適切かつ完璧にNRCスタッフに納得させなくてはならない」と言明。同社の品質保証と修正アクションに関わるプログラムを検証するとしている。

AP1000設計は2006年1月にNRCからDCを発給されたが、WH社は07年5月から2010年12月にかけて設計の一部改訂を申請。現在、改訂版のDC審査が行われている。NRCの今回の声明についてWH社は「指摘を受けた確認事項はどれも安全上、深刻なものではなく、それらの多くは当社でもすでに特定済みだ」とコメント。同設計の受動的安全システムに対する自信を伺わせた。


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