テュフズード社 放射線検査で輸出円滑化機関に

国際的な第三者認証機関であるテュフズード社の日本法人テュフズードジャパン社(本社・東京都新宿、アンドレアス・シュタンゲ社長)は7日、経済産業省から「貿易円滑化事業」の補助事業者として認定された。

貿易円滑化事業は、東日本大震災の影響を受け、日本から輸出する貨物について外国政府、海外取引先から放射線量検査の実施や証明書の添付の要請が多発していることから、国として民間検査機関を選定し、輸出者の検査費用負担を軽減し、検査費用の一部を国庫補助する事業。補助対象は全ての企業となるが、補助率は業種や規模によって異なる。例えば製造業の場合は資本金3億円以下、または従業員300人以下の企業は中小企業とされ、検査費用の9割が補助される。

同社は、震災後の4月上旬より輸出工業製品、衣服等の表面放射線汚染測定サービスを開始している。同社への連絡は、マーケティンググループ(電話03―3372―4281)まで。


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