もんじゅ 炉内中継装置引抜作業完了

日本原子力研究開発機構は24日、「もんじゅ」において、昨夏に燃料交換の後片付け中に落下した炉内中継装置(約3.3トン、高さ12m)の引き抜き作業を完了した。

「もんじゅ」は10年7月に炉心確認試験を完了、続く40%出力試験に向けて燃料交換を行ってきたところ、8月26日、約2m吊り上げた炉内中継装置が正規の据付位置まで落下した。10月に引き抜き作業を再開したが、荷重超過が発生したため、トラブル箇所の観察により、炉内中継装置を囲む燃料出入孔スリーブと一体で引き抜くこととなった。

作業に際しては、隔離対策のため簡易キャスク等を設置するとともに、約11トンの重量物を扱うことから、落下対策を確実に実施するため、モックアップによる作業手順の事前確認も行っている。引き抜き後は、装置に付着したナトリウムを洗浄し、点検の上、今年度内の40%出力プラント試験に備える。

また、「もんじゅ」では、今後の運転に向け、福島原子力事故を踏まえた安全性向上対策実行計画も進められている。


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