当初=炉心損傷開始22時20分頃 災害本部資料に掲載

一方、首相官邸のホームページで事故直後から随時発表していた緊急災害対策本部の「平成23年東北地方太平洋沖地震について」(3月11日22:35現在)の資料では、福島第一原子力発電所の「事故の発生・進展経緯」の欄には、【東京電力福島第一原発緊急対策室情報】として、「2号機のTFA(有効燃料頂部)到達予想、21時40分頃と評価。炉心損傷開始予想:22時20分頃 RPV(原子炉圧力容器)破損予想:23時50分頃。1号機は評価中」と記述。

この記述は、首相官邸同本部の12日7:00現在の資料には掲載されなくなり、代って「12日0:30 1号機ドライウェル圧力が600キロ・パスカル(設計上の最高使用圧力427キロ・パスカル)を超えている可能性があるため、調査中。01:57 1号機のタービン建屋内で放射能レベルが上がっている。03:00 原子炉格納容器内の圧力をベントを解放して降下させる措置を行う予定。ドライウェル2次ベントの場合、総量評価=ソース:重大事故、容量:5600立方メートル、圧力8気圧→1気圧」と記載。


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