原子力委 福島中長期検討部会を設置 廃止措置まで課題取りまとめへ

原子力委員会は21日、「東京電力福島第一原子力発電所中長期措置検討専門部会」を設置した。細野豪志原発担当相の要請を受けたもので、発生する放射性廃棄物を管理しつつ、使用済み燃料の取り出しから廃止措置までの長期にわたる取組のロードマップとその実現に向けて効果的と考えられる技術開発課題を早急に取りまとめるとしている。検討内容としては、福島第一原子力発電所における(1)中長期の取組の在り方(2)中長期の取組に効果的な技術開発課題(3)中長期の取組における国際協力の在り方――を挙げている。

第1回部会は8月3日午後2時より、大手町サンケイプラザ301.302号室で開催する。議題は(1)福島第一原子力発電所の状況(2)米国スリーマイル島原子力発電所事故の事例(3)中長期措置における課題――など。一般傍聴は事前申込み不要で、当日午後1時半より受付開始。70席の座席数を超えた場合、入場制限などの可能性もある。

部会の構成員は以下の20名。

秋庭原子力委員、淺間一・東京大学大学院工学系研究科教授、井上正・電力中央研究所研究顧問、太田勝正・名古屋大学医学部教授、大庭原子力委員、尾本原子力委員、近藤原子力委員長、鈴木原子力委員長代理、高田毅士・東京大学大学院工学系研究科教授、田中知・東京大学大学院工学系研究科教授、角山茂章・会津大学学長、東嶋和子・ジャーナリスト、豊松秀己・電気事業連合会原子力開発対策委員会委員長(関西電力副社長)、内藤香・核物質管理センター専務理事、野村茂雄・日本原子力研究開発機構理事、羽生正治・日本電機工業会原子力政策委員会委員長(日立製作所執行役常務)、早瀬佑一・東京電力顧問、松村一弘・日本原燃取締役副社長、山名元・京都大学原子炉実験所教授、和気洋子・慶応義塾大学商学部教授。


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