原子力機構 福島大学と連携協定締結 線量低減などで支援

日本原子力研究開発機構と福島大学は20日、連携協力協定を締結した。

機構の有する専門家人材や試験研究施設群と、大震災発生の地元大学との双方の人的資源、研究資源を組織的・効率的に活用し、原子力災害に関する環境復元、災害復興に貢献するもの。

原子力機構では震災発生以降、福島大学と協力し、同学附属中学校・幼稚園での土壌の放射線遮へい効果調査などを通じ、校庭・園庭の空間線量低減に関する検討を行ってきた。今回の協定締結により、人材交流、双方が保有する研究施設・設備の共同利用が可能となり、特に、サイト外のモニタリングや環境修復に向けた支援活動を、地元の実情に即し推進していく。


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