中国 三門原発工事が順調に進展

世界で初のウェスチングハウス(WH)社AP1000となる中国・三門原子力発電所の建設工事が順調に進展している。

中核集団三門核電有限公司によると、1号機の建設サイトでは7月27日に原子炉格納容器上部に仮の屋根トラスが設置された。また、これに先立つ22日には下請け企業である韓国の斗山重工業が、圧力容器のシリンダー部分を船積みし、浙江省の建設サイトに向けて出荷したようだ。

一方、2号機の建設作業では7月19日に格納容器・筒型構造の一部となる3つ目のリングが設置された。

両機の完成予定年月はそれぞれ、2013年8月および14年2月となっている。


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