保安院 20キロ圏外の安全を確認

原子力安全・保安院は4日、福島第一原子力発電所事故収束の「ステップ1」終了段階に当たって、安全確保状況をとりまとめ、これまでの対策により、水素爆発や原子炉の冷却不能が生じる可能性は低く、原子炉への注水が中断しても、20km以遠の放射線影響は十分小さいと評価した。

同院では、これを受け、今後の避難区域の見直しに際しては、最新のデータ等を踏まえ、想定される事象と影響の程度について改めて評価を行うこととしている。


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