福島第一1号 放射能飛散抑制 カバー鉄骨工事が完了

東京電力・福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋を覆うカバーの鉄骨組立て工事が完了した(=写真)。

3月12日の水素爆発で原子炉建屋の上部が吹き飛んでなくなったため、放射性物質の飛散を抑制する応急的措置として、同建屋全体を覆うカバーの準備工事を5月13日から、本体工事を6月27日から開始していた。カバー全体の大きさは南北47メートル、東西42メートル、高さ55メートル。

今後、1号機同様に原子炉建屋上部が水素爆発で吹き飛んだ3、4号機にも同様の工事を行っていく。


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