宮帯出版社 放射能汚染食品の調理法紹介

放射性物質で汚染された食品への対処法などを紹介する「福島原発事故―放射能と栄養」が8日、宮帯出版社より緊急出版された。

チェルノブイリ事故の地元住民による汚染された食材の調理法を説明した「チェルノブイリ―放射能と栄養」は、ウクライナ医化学アカデミーの専門家が出版した冊子を白石久二雄博士が日本語に訳したもので、2000年に自費出版しており、原産新聞でも5月19日号と26日号の放射線コラムで紹介したところ、多くの問い合わせがあった。本著はその姉妹編として、原著からの抜粋に加えて日本のケースに合わせてロシア料理のレシピを日本料理に入れ替えるなど、一部内容を変更して出版された。食事の重要性、汚染食品を食べる時の具体的な心得、調理法、放射線とは何か、用語の説明などから構成されている。

本体価格890円+税、174頁。問い合わせは同社(電話03‐5250‐0588)へ。


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