日米エネ相会談 原子力含め協力継続を確認

牧野聖修・経済産業副大臣は13日、サンフランシスコで開催されたAPECエネルギー・交通大臣会合に参加、併せてS.チュー米国エネルギー長官と会談し、日米がエネルギー分野において引き続き協力していく強い意志を確認した。

両者は、09年11月に策定された日米クリーンエネルギー行動計画および10年11月に発表したクリーンエネルギー政策対話の顕著な進展を確認し、CCS(二酸化炭素の回収貯蔵)や原子力利用などの分野での連携を強化するなどとした。さらに、クリーンエネルギー技術の開発と普及に関する政策を議論するとともに、日米エネルギー政策対話を通じた協力プロジェクトに関する専門家会合を開催することを再確認した。

また、経済産業省とエネルギー省による信頼性が高く安全でクリーンな原子力エネルギー技術に関する協力の継続についても再確認するとともに、日本におけるエネルギー政策の見直しをふまえて、原子力が両国それぞれのエネルギーミックスにおいて、今後果たすべき役割について議論した。

米国は、日本が引き続き安全で確実な原子力エネルギーの平和利用において、主導的な役割を果たしていくことに対する期待を表明した。


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