協力強化に向け新委員会設立を フィヨン仏首相が来日 原子力エネで共同宣言発表

野田佳彦首相は来日中のフィヨン仏首相と首相官邸で23日会談し、「原子力およびエネルギー政策に関する日仏首脳共同宣言」を発表した(=写真)。

それによると、両首相は福島原子力発電所事故を受けて、「原子力エネルギーの分野において最高水準の安全性を実現することが重要である」点で一致。

両国は「長らく原子力エネルギーを利用することを選択してきた」とし、「安全性、セキュリティ、不拡散に関する約束の尊重、環境保護に関する最良の条件下で責任をもってこのエネルギーを使用することが必要である」と強調。

両首相は、原子力エネルギーに関するすべての分野で二国間協力を強化するため、「両国の関係する当事者によって構成される委員会を設立する」ことを決定したとした。


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