中小型炉の立地で地元と合意 中国

中国核工業集団公司(CNNC)は14日、福建省南東部の南シナ海に面した☆注)州市を小型モジュール炉(SMR)実証炉の立地地点とすることで同市と合意した。

実際の調印は、原子力技術の多目的利用推進のため、CNNCが今年4月に中国国電集団公司と合弁で設立した中核新能源有限公司が実施。電熱併給および海水淡水化などの機能を有する小規模の多目的モジュラー式原子炉開発が主な業務だ。

注)州市に加圧水型のSMRを2基建設する計画では総投資額50億元が見込まれるとしている。

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