伊方全機停止 冬季電力ピンチ 四国電力

四国電力の伊方2号機は13日、4月12日までの予定で定期検査入りした。これにより、同所3基が全号機とも停止することとなり、四国地方の冬季電力需給状況は、一段と厳しくなった。

なお、伊方発電所では、再稼働の要件となるストレステストに関し、3号機のみ、1次評価が提出されている。

政府が11月にとりまとめた今冬の電力需給対策によると、四国電力で冬季需要がピークとなる2月の供給予備率は、2.1%となっている。

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中村時広・愛媛県知事は12日の記者会見で、定期検査を含めた原子力発電所の安全対策の必要性を強調した上で国による厳格な審査および説明責任を求めたほか、今冬の電力需給については、県内の自治体、産業界に対し、広く節電を呼びかけていることを述べた。


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