日露協定が発効へ 5月3日に 協力強化、具体化

玄葉光一郎外相は3日、来日中のロシア国営原子力企業「ロスアトム」のキリエンコ総裁(=写真右)と会談し、日露原子力協力協定の批准手続きが終了したことを通告する口上書を交換した。これによって、同協定は30日後の5月3日に発効する。

同協定は09年5月に東京で署名され、日本では11年12月9日に国会承認を経て、批准のための手続きが進められていた。今後、ロシアとの間で、移転される核物質、原子力関連資機材、原子力技術などの不拡散・平和的利用の道が開けることになった。


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