米国 サマー計画に地元電力組合が関心

米国サウスカロライナ州でバージル C. サマー原子力発電所2、3号機の建設を計画しているサンティ・クーパー社は13日、サウス・ミシシッピー電力協同組合(SMEPA)が両機の発電電力および所有権の一部購入で交渉を開始することになったと発表した。

同計画は3月末、ボーグル3、4号機計画に次ぐ2件目の建設・運転一括認可(COL)を米原子力規制委員会から発給されたばかり。サンティ社はサウスカロライナ・エレクトリック&ガス社と45対55の比率で両機を保有予定で、2016年と17年の運開を目指してウェスチングハウス社製・AP1000×2基の建設工事を本格的に開始する。

SMEPAはミシシッピー州で電力の発・送電と卸売をしている非営利の共同組合で、サマー2、3号機の発電電力の2〜7%を購入することで契約締結に向けた同意書(LOI)に署名。これはサンティ社の所有権の4〜14%に相当する。また、オプションで、将来的にSMEPAが所有権をさらに買い増しする可能性もあるとしている。


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