安全委 志賀1号プル利用を審査へ

原子力安全・保安院は7日、北陸電力志賀1号機のプルサーマル実施に関する安全審査を終了し、原子力委員会および原子力安全委員会に諮問した。両委にてダブルチェック審査に移る。

安全委員会は10日の会議で、保安院より説明を受け、委員からは東日本大震災を踏まえた対応に関する発言が相次ぎ、同委では事故の教訓や最新の知見を踏まえ、原子炉安全専門審査会で総合的に審査するとしている。

志賀1号機のプルサーマル実施については、11年3月、保安院より同1、2号機の使用済み樹脂タンク共用に関する変更許可と2本立てで諮問が行われているが、同年9月、事業者から両者を切り分けた許可申請に改められたことから、一旦諮問を取り下げ、2件別々の審査となった。


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