原電敦賀 保安院指摘受け断層調査 大深度ボーリングも実施

日本原子力発電は14日、敦賀発電所敷地内の破砕帯に関する追加調査計画を策定した。原子力安全・保安院の専門家による現地調査での指摘を踏まえ、敷地の地質・地質構造について、露頭調査、トレンチ調査、大深度調査坑掘削などを行うもの。

保安院は、4月の現地調査で、浦底断層との連動の可能性に関連し、原電に対し追加の地質調査を指示した。同社による追加調査は11月にかけて、トレンチ調査、掘削深度約30〜50mの大深度調査坑による観察・分析も実施する計画だ。


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