被災地支援「全力を」原産協会 定時社員総会開催

日本原子力産業協会は21日、東京・丸の内の日本工業倶楽部で定時社員総会、理事会を開催した(=写真)。11年度事業報告・収支決算案、12年度事業計画・収支予算案が承認され、副会長に川村隆・日立製作所会長、常務理事に佐藤克哉・関西電力広報グループチーフマネージャーらが就任。

今井敬会長は、冒頭の挨拶で、原子力災害被災地域の復興と避難者帰還へ向けて全力を傾注するとした。また、他の代替エネルギーに不確定要素が多い現状で、原子力を放棄することはありえず、激動する世界の変化を踏まえ、大局的な視点から冷静にエネルギー政策を策定することの重要性を強調した。

来賓として出席した北神圭朗・経済産業大臣政務官は、中長期的なエネルギー政策について、安価で供給の安定が確保でき、環境に配慮した選択をすべきなどと述べた。


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