大幅赤字継続見込み安値更新 電力株

原子力発電所の定期検査後の再稼働が、福島事故以降、関西電力・大飯原子力発電所3、4号機以外に見込むことができない現状で、LNG火力の稼働を最優先していることなどから燃料費などがかさみ、今期収益も大幅な赤字が継続するとの見方から、7月30日から8月3日までの先週、電力株は年初来の安値を更新した。週末終値は若干戻し、6日の週には上げ戻しつつある。

先週年初来安値を付けたのは、東京電力の121円(年初来最安値は120円、昨年最安値148円)を除き、中部電力804円(同1061円)、関西電力527円(同1087円)、中国電力882円(同990円)、北陸電力688円(同1164円)、東北電力460円(同710円)、四国電力997円(同1454円)、九州電力549円(同1010円)、北海道電力656円(同962円)、沖縄電力2001円(同3010円)となった。


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