「森林除染、地元の意見聴く」 細野環境相

福島事故後の環境除染を担当している細野豪志・環境相(原発事故担当相)は17日の記者会見で、森林全体の放射性物質の除染について、「環境省が(森林の)全体除染をやらないと決めたことはない」と述べ、地元意見を聞くことを検討中で、調整中だとした。

同相は、「森林除染は、どれくらい福島の住民の立場に立って除染できるかどうかということにつきる。当事者の不安は明らかだ。環境省の委員会の中でも(不要論も含め)いろいろな意見がある」と指摘した上で、「いずれにしても暫定的なものにならざるを得ない」と述べた。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで