SA対策まとめ規制委へ引継ぎ 安全・保安院

原子力安全・保安院は8月27日、原子力安全委員会に福島事故を受けてのシビアアクシデント(SA=過酷事故)対策の基本的考え方について、現状の検討状況を取りまとめて報告した。今後の検討は新たにできる原子力規制委員会に引継がれる。

「発電用軽水型原子炉施設におけるシビアアクシデント対策規制の基本的考え方について(現時点での検討状況)」と題する報告書では、シビアアクシデント対策を含めた深層防護の考え方、考慮する自然災害や航空機衝突などの外的事象と外的事象への対策の考え方、総合的なリスク評価と継続的改善などがまとめられている。

今後も検討すべき事項として、(1)自主的取組みの規制上の取扱い(2)複数基立地の取扱い(3)安全目標および性能目標事故調見直し──などを挙げている。

安全委員からは、「設計審査などに大きな変化をもたらす」、「メーカーの意向も取り込むべき」、「いままでは(規制の)詳細に入りすぎていたという考えも必要だ。これまでの対策が、(事業者にとって)どの程度負担だったのかについても議論が必要だ」──などとする意見が出された。


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