「私たちの望むエネの未来」 若者有志の提言

大学生や社会人など若者による有志団体「エネルギー政策に若者の声を!(e‐プロジェクト)」は8月に東京で、自主的意見交換会を開催し、成果文書「YOUTH ENERGY〜私たちの望むエネルギーの未来〜」をまとめた。

同文書では、原子力発電について、(1)リスクを段階的に示す(2)研究する環境を整えていく(3)原子力安全規制を見直す(4)使用済み核燃料の貯蔵施設について長期的視点で議論を行う(5)安全が確認された原子炉は耐用年数まで再稼働させる(6)現状の原子力保険制度を見直し、シビアアクシデントにおける被害の補償を充分に行える制度を整える――よう訴えている。

原子力研究については、発電所の存否を問わず「原子力技術が今後の日本には必要」、使用済み燃料についても「5年程度で満杯となり原発を停止せざるを得ない」ことなどを指摘している。


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