年次シンポをロンドンで開催中 WNA

世界原子力協会(WNA)は12日から14日まで3日間の日程で、37回目の年次シンポジウムを本部であるロンドンで開催している。

同シンポジウムには、25か国以上の国から業界のリーダーが700名以上参加。今年は「ビジネスへの回帰」をテーマに、(1)原子炉建設と供給チェーン(2)核燃料サイクルと燃料の2次供給(3)エネルギー政策と原子力(4)安全と持続可能性および関係者の関わり合い(5)原子力の経済性――などの分野で産業界の幹部クラスの出演者が講演する。

2020年までの建設計画の半数以上を中国、韓国、インドの3国だけで占めるという背景から、「日程通り、予算内で」作業を遂行することは事業者や製造供給業者にとって最大の挑戦であり、規制上の要求に応えつつ綿密な段取りの下に進めていかねばならない。今回のシンポジウムでは、産業界が取り組むこうした課題について、解決の道を探ることになる。


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