東京で核融合成果報告会 核融合フォーラム

フランスでの国際熱核融合実験炉(ITER)の建設や日欧協力の核融合幅広いアプローチ(BA)活動が本格化し、主要機器の製造が進展していることを踏まえ、日本が果たしてきたこれまでの実績と今後の役割を、広く関係者に知ってもらうため、核融合エネルギーフォーラム・社会と核融合クラスター(代表=小川雄一・東京大学院教授)は21日、東京・内幸町のイイノホールで「日本の未来を拓く核融合──ITER/BA成果報告会」を開く。

午後1時から中島尚正・核融合エネルギーフォーラム議長による開会挨拶、来賓挨拶、文部科学省から核融合研究開発の意義、「原型炉への今後の研究展開」堀池寛・大阪大学院教授、「ITER建設とBA活動の状況」原子力機構が講演する。

また、ITER/BAで開発された最先端技術とその波及効果も、関連企業から紹介してもらう。最後にITERの建設が進む現地の仏カダラッシュから、本島修・ITER機構長の挨拶をライブ中継する予定だ。

会場ロビーでは、企業や研究機関等によるパネルや模型、関連機器等の展示も行われる。

会場収容定員は500名、参加者数把握のためメール ITER-BA-meeting2012@ml.jaea.go.jp、ファックス029―270ー7468で事前登録を。当日参加も可。問い合わせ先は電話029―270―7217まで。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで