[原子力産業新聞] 2012年11月1日 第2645号 ＜4面＞

地震影響なしを発表　規制委　２５日の宮城県沖地震

原子力規制委員会は、１０月２５日１９時３２分頃に宮城県沖で発生した地震（深さ約５０キロメートル、Ｍ５．６）による原子力施設への影響について、同２０時２４分、ホームページ上に同２０分現在の状況を 第１報として発表した。

東北電力・女川原子力発電所（停止中）については、東北電力より現時点で異常はないとの報告を受け、発電所周辺のモニタリングポストの指示値にも異常はない。

東京電力・福島第一原子力発電所（停止中）についても、東京電力より原子炉への注水等は継続中であり異常はないとの報告を受け、発電所周辺のモニタリングポストの指示値にも異常はない。

福島第二原子力発電所（停止中）についても、異常はないとの報告を受けた。

同委員会では、現地の検査官を現場に派遣して、情報の把握に努めている。

震度は宮城県石巻市が５弱、女川町が４、福島県南相馬市で４、楢葉町で震度３、大熊町で震度２などだった。

お問い合わせは、情報・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで