来年度の結果踏まえ方策 環境省 除染・中間貯蔵の取組報告

環境省は13日の原子力委員会で、福島原子力災害に伴う除染・中間貯蔵の取組について報告した。

13年度までの直轄地域内の除染の進め方として、50ミリSv/年超の地域では、除染モデル実証事業を実施し、その結果等を踏まえて対応の方向性を検討する。20〜50ミリSv/年の地域では13年度内を目途に、住居等や農用地における空間線量を20ミリSv/年以下に、20ミリSv/年以下の地域については、長期的に、追加被ばく線量を1ミリSv/年以下とすることを目指す。いずれも、結果について評価を行った上で、14年度以降の方策を検討する。

また、中間貯蔵に関しては、11年10月のロードマップ策定以降、12月、県・双葉郡八町村に、郡内での施設設置について検討を要請。12年に入り、双葉町、大熊町、楢葉町の3町分散設置、施設に関する調査について説明を行っている。


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