耐震・構造で公開講座と見学会 新潟工科大学

新潟工科大学原子力耐震・構造研究センターは10日、公開講座および施設見学会を開催した。

同大は、中越沖地震を踏まえ2010年、原子力安全基盤機構(JNES)、東京電力と協働し同センターを設置。原子力安全に係る耐震・構造等についての最先端研究を進めると共に、国際原子力機関(IAEA)等と連携して研究成果を国内外に発信している。

講座ではS.サマダーIAEA国際耐震安全センター長/IAEA耐震調査団長(=写真)、M.ボンホフ・ドイツ地質研究センター教授/ユネスコ・アナトリア断層調査、A.ギュルピナー元IAEA耐震安全課長/IAEA柏崎・福島調査団員を講師に迎えた。見学会では、「地震・津波に対する原子力敷地外も含む原子力防災システム(TiPEEZ)」や3000メートル深部地震動観測システム等を紹介した。


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