安全確保で問題喚起 原子力委員会 日揮人質事件受け言及

近藤駿介・原子力委員会委員長は22日の定例会議で、アルジェリアの人質事件について言及した。放射性廃棄物や再処理施設などで原子力分野に貢献してきた日揮から犠牲者の出たことに追悼の意を示した。また、国内外に展開する原子力事業においてはテロ対策が極めて重要な取組であるとし、現在では管轄が規制委員会に引き継がれているが、現場においては縦割りによるセキュリティホールの発生も懸念されるテロ対策について、安全確保の一般原則として関係者が強く問題意識を持つことの重要性を強調した。


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