規制委員国会承認へ 衆参両院に

政府は1月28日、衆参両院の議院運営委員会理事会に、現在の原子力規制委員会の委員長および委員の国会同意人事の事後承認を求めた。

田中俊一委員長と4人の原子力規制委員は、事前の国会承認が法定されているものの、現在は特例として認められている原子力緊急事態宣言が発令されていることから、当時の野田首相(民主党)権限で任命されている。

安倍自民党政権になって、「(現在の原子力規制委員は)原子力規制に真摯に取り組んでいる」(菅義偉官房長官)として、1月15日に国会への事後承認手続きを行うことを閣議決定していた。


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