安全シンポを開催へ 原産協会 国内外関係者が議論

原産協会では26日、東京・千代田区の一橋講堂で、「原子力安全シンポジウム」を開催する。福島第一原子力発電所事故を受けた我が国の原子力安全向上に向けた取り組みについて、国内外の原子力規制に関わる専門家や原子力技術者、マスメディアなど幅広い立場から議論を行う。

基調講演として、吉川弘之・科学技術振興機構研究開発戦略センター長が「技術者の社会的責任」(仮題)、J.ラークソネン・フィンランド放射線・原子力安全庁元長官が「原子力リスク低減に繋げる社会的・制度的マネージメントとは?」と題して講演する。

午後からは田中伸男・日本エネルギー経済研究所特別顧問が議長を務め、パネル討論「国内外の原子力安全への取組み」を行う。パネリストは特別講演のラークソネン氏をはじめ、J.スカローラ米国原子力エネルギー協会(NEI)福島事故タスクフォース委員長、山本哲也・原子力規制庁審議官、岡本孝司・東京大学院教授、滝順一・日本経済新聞論説委員、富岡義博・電事連原子力部長。

原産会員企業からの参加者は無料、非会員は1000円(当日)、申込みは12日までに原産協会ホームページから所定用紙に記入して。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで