エネルギー基本計画の策定 3月にも本格議論再開

茂木敏充経産相は15日、閣議後の記者会見で、民主党政権時代に中断していた「エネルギー基本計画」の検討を再開させるべく、「いま新しい体制について、相当準備が進んでいる。3月ぐらいには、本格的な議論が始められるのではないか」と述べた。また石油や電力などの関係業界から基本計画の議論に参加したいとの要望が出されている件について、「関係者からいろいろな話を聞くということが必要になる」との考えを明らかにした。

委員メンバーについては、「まだ最終的なメンバー構成は確定していないが、大枠は決めている」とした。

同相は経産大臣就任後の昨年末、産業専門紙との記者会見で、審議途上のエネルギー基本計画については、引き続き、総合資源エネルギー調査会の場で議論するとした上で、スケジュールとしては、「来年(13年)半ばをメドに一定の結論を得たい」と述べていた。


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