ジャイタプール計画の推進確認 インド

インドのM.シン首相は14日、仏国のF.オランド大統領が同国を公式訪問した(=写真)のを機に声明を発表し、2009年に両国が覚書を交わしたマハラシュトラ州ジャイタプールにおける仏アレバ社製・欧州加圧水型炉(EPR)建設プロジェクトに両国が協力して取り組むことを改めて確認したと述べた。

シン首相によると、EPRを最大6基建設するという同計画において商業交渉と技術交渉が順調に進展。これらが完了し次第、早期の実現を目指すとしている。

同計画ではアレバ社とインド原子力発電公社(NPCIL)が2010年11月に、最初の2基の建設および25年間の原子燃料供給で枠組み合意。しかし、翌11年4月に地元住民の抗議運動が過激化し、死者も出たことから、シン首相は新たな独立の規制機関の創設や国際原子力機関の安全審査チーム招聘と言った一連の安全性強化策を打ち出していた。


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