全庁一体で復興・再生を推進 新生ふくしま復興推進本部 緊密な連携図る

福島県は福島第一原子力発電所事故からの復興を図るため、「新生ふくしま復興推進本部」(本部長=佐藤雄平知事)を設置し、11日、第1回会合を開いた。「夢・希望・笑顔に満ちた“新生ふくしま”」の実現に向け、県民が復興を実感できるよう、国や市町村などと緊密な連携を図りながら、全庁一体となって復興・再生の取り組みを加速していくため、従来からの「福島県東日本大震災復旧・復興本部」を衣替えし、窓口一元化や調整機能の強化を図った。

組織改正のねらいは、総合計画・復興計画の改定、福島特措法の改定、福島復興再生総局の設置など国の復興体制の強化などに対応し、全庁一体で、復興・再生を推進する体制を整備し、スピード感をもって、確実に福島の新生を実現すること。

同本部は、国の復興庁や市町村との窓口として一元的に対応するほか、事務局(事務局長=企画調整部長)の総合調整機能の強化を図り、(1)新たな課題への対応(2)既存プロジェクトチーム活動(3)生活拠点・帰還支援(4)除染・廃棄物対策(5)避難者支援――を強化するため、知事部局の職員数を大幅に増員する。


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