サイエンスカフェなど多彩に 科学技術週間

文部科学省は「科学技術週間」として4月15日から21日まで、科学技術に関して広く一般国民の関心と理解を深めるためのサイエンスカフェなどの行事を開催する。

16日は、「宇宙の錬金術―3次元ブロック核図表でみる原子核の世界」をテーマとして、講師に日本原子力研究開発機構先端基礎研究センターの小浦寛之氏を迎え、地球に存在する金、銀、鉄、ウランといった様々な物資の成り立ちのしくみを「3次元ブロック核図表」で実感する。

18日は、「エネルギーを考える―地上の太陽は実現できるか?」をテーマに、日本原子力研究開発機構核融合研究開発部門の菊池満氏を講師として、フランスの国際熱核融合実験炉(ITER)を例に挙げ、地上で太陽と同じしくみのエネルギー創出は可能かどうか考えていく。

2つのカフェはともに午後6時半より、文部科学省情報ひろばラウンジ(東京・霞ヶ関)で開催する。

参加希望者はサイエンスカフェの日時、カフェのタイトル、氏名(フリガナ)、職業(学年)、緊急連絡先を記入してメール(stw@mext.go.jp)で申し込む。締切は開催前日午後5時まで。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで