陽子線治療の検証施設を神戸に 三菱電機

三菱電機は15日、電力システム製作所(兵庫県神戸市)内に、がん治療に使用される粒子線治療装置(陽子タイプ)の自社内検証機を設置し、照射時間を従来の最大4分の1に短縮できる高線量率照射などの新機能検証を開始すると発表した。臨床機関からの協力を得て製品の品質・評価検証を行い、関西イノベーション国際戦略総合特区などを活用し、医療機器製造販売承認の早期取得をめざす。検証する新機能は、高線量率照射のほか、「高精度スキャニング」や効率的な運用を可能にする「ユニバーサルノズル」など。


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