新規制基準の意見整理に着手 規制委・チーム

原子力規制委員会の専門家チームは24日、新規制基準に関する規則案の意見募集の結果と、各意見に対する考え方を整理し議論した。4月11日〜5月10日までの期間中、投稿数で計2112件が寄せられた。

例えば、火災発生防止関連では、新規則案で要求される不燃性または難燃性材料の使用に関して、「安全機能・安全性能を低下させる場合もありえる」との意見があり、規制庁からは、材料が、同等以上の性能を有する場合、代替材料の使用が困難で、かつ他の安全施設への延焼防止のための措置が講じられている場合は除く等の「ただし書き」と関連の条文解釈を追記する修文案が示された。これらの意見と考え方については、規則案等に修文を施した上、次回以降、引き続き議論する。


お問い合わせは、情報・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで