バラカ2号機でコンクリ打設 UAE

アラブ首長国連邦(UAE)の首長国原子力会社(ENEC)は5月28日、バラカ原子力発電所2号機(韓国製PWR、140万kW)の建設工事で原子炉建屋の最初のコンクリート打設を実施した。昨年7月に正式着工した1号機に続いて、本格的な作業が開始。2018年の営業運転開始を目指す。

同日、アブダビ首長国の建設サイトで開催された着工式には、工事を受注した韓国の尹相直(ユン・サンジク)通商産業資源相も出席。当初計画から数か月前倒しで正式着工にこぎ着けたことを祝福すると共に、炎天下での現地作業員の労をねぎらった。

ENECは今後、15年を目処に1、2号機の運転認可を連邦原子力規制庁(FANR)に申請する計画。これらに続く3、4号機についても既に今年3月、建設許可申請を提出済みとなっている。


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