海外よりチェルノブイリの知見 除染シンポ

放射能除染に関する国際シンポジウム(環境放射能除染学会他主催)が7日、東京・江戸川区のホールで開かれ、国内研究機関の他、ロシア、英国、米国からも登壇し、チェルノブイリ事故後の森林汚染対策等に関する発表を受け、福島における効果的な除染活動に向け知見を深めた。

ロシアからは、サンクトペテルブルグ放射線医学研究所のV.ラムザエフ氏が、チェルノブイリ事故に伴う立入制限地域の浄化試験について発表を行い、1995〜2012年のモニタリングで、15年以上の長期安定性が示され、成果は生態系の回復にも現れていることなどを説明した。

また、英国からは、ノッティンガム大学のG.ショー氏が、同じくチェルノブイリ事故関連で、森林除染について発表し、コストとベネフィットのバランスから、「何も行わない」ことも選択肢となるとして、今後、森林地帯が多くを占める福島の原子力被災地でも、実施に入る前に十分な評価を行う必要を述べた。


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