大飯3、4号機 9月まで運転継続へ 規制委・評価会合 新規制基準での判断

原子力規制委員会の関西電力大飯3、4号機(=写真)に関する評価会合は24日、7月から施行の新規制基準に照らし、同機は、「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする現状評価書を概ね了承した。一部設備等で新基準を満たしていない点も認められたが、6月末を目処に電力による対策が講じられた後、現地の保安検査官が確認する考え。

耐震評価に関しては、敷地周辺の熊川断層など、3断層の連動を考慮した地震動による施設への影響に留意し、安全上重大な問題はないと評価する一方、新基準で要求する地下構造の3次元的な把握の必要性を指摘した。また、耐震津波評価については、福井県による津波想定における地震の他、海底地すべりの組み合わせによる津波を基準津波として、流入防止、浸水対策等、設計の評価を行い、施設への安全性が確保されることを確認したとしている。

24日の評価会合では、規制委による現地調査時の指摘事項に対し、電力が、津波、内部火災、いっ水、訓練、緊急時対策所の各項目につき、「運用段階においても継続的に改善していく」として、今後の対応を説明した。


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