大間、新基準踏まえた安全強化 電源開発

電源開発は7月24日、建設中の大間原子力発電所について、新規制基準を踏まえた安全強化対策を取りまとめ、地元自治体に説明を行った。

同社では、原子力施設のストレステストが進められていた昨夏、耐津波、電源確保、最終的な除熱機能確保、シビアアクシデント等の安全強化対策を取りまとめているが、今般、規制委員会による新基準施行を受け、これらの対策を、設計基準とシビアアクシデント・テロ対策に整理した。設計基準では、津波や地震に加え、竜巻、火山、火災等の外部事象も考慮し、テロ対策では、意図的な航空機衝突などに対応するための「特定重大事故対処施設」の設置を盛り込んでいる。

大間発電所の建設工事は、12年10月に再開したものの、運転開始時期は未定となっている。


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