昌江1号機に圧力容器設置 中国

中国南端の海南島で昌江原子力発電所の建設工事を担当する中国核建集団公司(CNECC)は15日、1号機の圧力容器設置が完了したと発表した。同容器は上海電気が今月初旬に建設サイトに納入したもので、長さ10m、重さは250トン。2014年後半の完成を目指して、機器類の設置が本格化している。

昌江原発は中国核工業集団公司(CNNC)が華能集団公司との共同出資で建設しており、中国が自主技術で開発した秦山U期工事3、4号機と同型の、出力65万kWの「CP」となる予定。2010年4月に1号機のコンクリート打設が行われたのに続き、同2号機もその半年後に本格着工していた。


お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで