[原子力産業新聞] 2013年8月22日 第2683号 ＜4面＞

ふくしまオルガン堂　下北沢　食の販売・交流・体験

原子力災害発生から２年半、被災地域の農家にとって、放射能汚染による打撃は深刻だ。「食と農の再生」を目指し、福島県の有機・減農薬農産物や特産品の販売と食の提供、交流・体験の窓口、さらには、東京に避難している被災地住民の集う場ともなっている店が、東京の若者の街・下北沢にある。

「ふくしまオルガン堂　下北沢」では、福島県産の野菜や米を使った「ふくしま定食」（要予約）の他、地酒、地ビール、有機にんじんジュース、桑の葉茶など、飲み物も堪能できる。また、旬の野菜や果物、米、ドレッシング、野菜ジュース、ジャム、味みそなどは、店内販売もしており、自宅でも楽しめる。食材はすべて、放射能測定を行って安全を確認ずみ。

「ふくしまオルガン堂　下北沢」の場所は、東京都世田谷区代沢４―４４―２、電話０３―３４１１―７２０５、営業時間は１２〜１８時、月・火曜が定休。

お問い合わせは、政策・コミュニケーション部（03-6812-7103）まで