規制委、福島廃炉計画を認可 汚染水対策を注視

原子力規制委員会は14日、事故の発生した福島第一発電所に関して、東京電力より提出された特定原子力施設に係る実施計画を認可した。今後、同委では、実施計画の遵守状況を確認する検査を実施し、廃炉措置の作業進捗に応じて計画の変更命令など、追加対応策を通じて継続的に安全確保を図る。汚染水に関しては、土壌中への漏えい、海洋への拡散については、リスクの最適化に向けた取組を求めたほか、地下水の流入抑制対策、保管タンクの信頼性向上策や増設計画では、引き続き計画通りに実施されるか確認が必要などと指摘した上で認可した。


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