IRID発足に期待示す 原産理事長

原産協会の服部拓也理事長は26日、このほど発足した「国際廃炉研究開発機構(IRID)」に関するコメントと、フィンランドの原子力施設視察とロシア国際フォーラム「ATOMEXPO2013」への原産協会参加団の概要報告を記者団らに行った。

IRIDについては、海外の知見や経験を活かすべく、国内外の幅広い研究者、機関が同じテーブルに着いて、一緒に悩み、考え、議論し、戦略を立てるといった、国際社会に開かれた運営を期待したいとした。

また、フィンランド訪問では、オルキルオト原子力発電所1、3号機、高レベル放射性廃棄物地下処分場実験施設、低・中レベル放射性廃棄物地下処分場を視察したことを報告。ロシア訪問では、EXPOの「21世紀における原子力の地理的拡大」についてのパネル討論のほか、キリエンコ・ロスアトム総裁との会談や、中央先進訓練研究所(CICET)サンクトペテルブルク支部への訪問の様子などを紹介した。


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