原子力教育補助金交付先を発表 米規制委

米原子力規制委員会(NRC)は19日、2013会計年度における原子力教育補助金約1400万ドルの交付先を発表した。

連邦議会が原子力教育プログラムを通じてNRCに連邦補助金の提供を認めているもの。原子力工学や機械・電気工学、保健物理学および関連分野で将来必要とされる人材を育成するため、要件を満たした職業専門学校やコミュニティ・カレッジ、大学に対して毎年、関連奨学金や特別研究員奨学金等が交付される。

13会計年度でNRCは、全米の24州に所在する36の高等教育機関に48件の補助金を提供。次世代原子力施設を設計、建設、操業、規制する能力を持った優秀な人材の育成に役立てるとしている。具体的には、(1)職業専門学校とコミュニティ・カレッジの7件の原子力教育奨学金に各12万〜15万ドル(2)マサチューセッツ工科大やカリフォルニア大バークレイ校などの原子力工学部教育に12件、各30万〜45万ドル(3)大学への12件の奨学金として各12万〜40万ドル、17件の特別研究員奨学金として各12万〜40万ドルが割り当てられている。


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