核燃料施設で新基準案まとめ 規制委

原子力規制委員会は11日、核燃料加工施設や再処理施設などの新規制基準について、関連する規程類の条文案を取りまとめた。今後、12月中旬の施行を目指し、意見公募が行われる。

原子力発電所に関する新規制基準は既に、7月より施行され、現在、事業者が再稼働を見込むプラントについて、適合性審査が進められているが、他の再処理施設、核燃料加工施設、試験研究炉、使用済み燃料貯蔵施設、廃棄物埋設施設、廃棄物管理施設、核燃料物質使用施設に関しても、4月より、基準策定の検討が専門家チームで行われてきた。核燃料加工施設と再処理施設には、発電所と同様、重大事故対策も新たに要求されることとなる。


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